私ども公益社は、昭和26年に創業して以来、地域の皆様のご理解を得て、この奈良の地で葬送のお手伝いをさせていただいてきました。弊社が関わるこの葬送という儀式には、古来より深い意味が込められ受け継がれてきたものです。死者への供養・追悼のみならず、悲嘆にくれる遺族に対しての精神的ケア、これまでお付き合いしてきた方々への認知・お別れとさまざまな意味を持っています。また身近な人を送り出すことにより、命の尊厳を見つめ直す貴重な人間教育の場でもありました。
昨今、高齢化や核家族化など、人々の生活様式が変化し、お葬式も時代の流れを反映して多種多様化してまいりました。我々は葬送儀礼のもつ意味を踏まえ、本来の葬祭の意味、伝統的な作法を大切にする一方でまた、最後のお別れが形骸化した慣習とならない様、故人と遺族との間にある関係を尊重したお葬式を心掛けるようにしております。
すべてのお葬式に対応できるようにと設立したならやま会館も、おかげさまをもちまして30年のご支持をいただいております。また家族及び親族で故人様とのお別れに
専念できる場を提供できるようにと2010年にメモリアルホール登美ヶ丘、2015年にはほうれん会館をオープンし2017年にはならやま会館の小ホールをリニューアル致しました。
故人の立場、人柄、ご遺族の意向等により無数のお葬式のかたちがあり、すべてをご遺族の方々が把握して準備を進めるのは困難ですが、弊社では最適なお葬式の形をご遺族との話し合いのなかで提案し、作り上げるよう誠心誠意努めさせていただきます。 どうぞ、ご遠慮なくご相談下さい。
代表取締役社長 河口 昌司